婚活サポート風景を少し書こうと思います。
5月30日から「改正個人情報保護法」が施行され、今までの適用範囲、個人情報を5000件以上扱う業者から、1件でも取り扱う業者はすべてこの法律の対象となりました。
違反すれば、それなりの厳しい罰則があります。自然、事務所の婚活サポート奮戦記も、十分に配慮した話となります。

さて、その個人情報。結婚相手紹介サービス業というのは、ご承知の通り個人情報の巣窟のような部分があります。当然、鍵付きのロッカーで管理です。成婚時には一切の会員情報類はご本人に返却、もしくはこちらでシュレッターや溶解液で消去されます。また会員さんの活動期間中は全仲連の仲人間のやり取りも、お見合い確定までは会員NOで行います。お見合いのお申込みを私が行う時は、お相手の支部NOと会員NOを告げて申し込みます。お電話で申し込んだりする時は、結構緊張してしゃべる為、今も会員NOで舌を噛むことがあったりします。
池袋支部は、個人情報も含めコンプライアンスを充分配慮しております。その証が経済産業省のガイドライン遵守の証しとして、「『マル適マーク CMS 基本認証』を収得していること」はたびたび申し上げております、

私の事務所も、おかげさまで男性会員さん、女性会員さんが在籍されております。
入会条件の書類提出の際、ご本人が「独身証明書」（2017/5/23ブログで触れてます）を知らず、「戸籍抄本」や「戸籍謄本」をお持ちになる方がいらっしゃいます。戸籍抄本はご本人の事しか書かれておりませんが、戸籍謄本はご家族すべての記載が出ております。仲人が知ってはいけない情報満載です。お願いですから、このブログを読まれた方は、絶対戸籍謄本はお持ちにならないでくださいね。最近はマイナンバーも要注意。住民票も自治体の窓口の場合、これが記載されている書面が出てくる事もあるようです。マイナンバーも私たちには必要ありません。

こうした要らない情報は、ご本人以外の記載を「ご本人」の手で、最近の官僚の公開文書みたいに黒塗の「のり弁」にしていただきます。え？私がやりなさい。ですって？
実は契約事項にある個人情報の共同利用に無い項目は、私たちが見てはいけないのです。ですので極力目に飛び込まないように、ご本人に消していただきます。または「独身証明書」を改めていただくこともございました。会員の方、お手数をおかけしごめんなさい。
個人情報の取り扱いは、会員皆様にも守秘義務として契約書に明記されております。契約の際はきちんとこうした点もご理解ください。