あなたに合った結婚相談所を選択される際の基礎知識を提供する不定期シリーズ「その２」です。(＾o＾)/

「コンプライアンス＝法令遵守」は常に企業の社会的活動中で使われるキーワードです。
「結婚相談所」と呼ばれる、私達の「結婚相手紹介サービス業」も、
「結婚」という極めてプライベートな事項に関わり、その関係者のプライバシーに関する情報を扱う為、高いコンプライアンスが求められております。
「結婚相手紹介サービス業」で守るべき法律や規制は主に、
「消費者契約法」「特定商取引法」「個人情報保護法」であり、それらは「消費者保護」つまりはみなさんを守る目的で制定されているのです。

図1は昨年までの国民生活センターに寄せられた「結婚相手紹介サービス業」への相談(苦情・問い合わせ)数です。
2015年度から「経由相談（地方相談委員経由）」の件数が除かれている為、14年度以前と正確な推移件数は難しいですが、年々低減傾向です。
2016年度9月30日現在は、885件（前年同期　964件）という事で低減傾向は続いておりますね。
実は2005年度から2010年度まで、相談件数は約3千件を超えておりました。
そこで経済産業省の主導で2008年7月に「結婚相手紹介サービス業認定証制度に関するガイドライン」というものが作られたのです。
これは「結婚を希望する独身者が安心してサービスを受けられることを目的とした」認証制度ガイドラインであり、上記の主に3つの法規を遵守している結婚相談所に、NPO法人日本ライフデザインカウンセラー協会が与える認証「CMS」となります。
（注：認証機関はもうひとつあります）
ちなみに我が池袋事務所もこのCMS認証取得事務所です。

その効果があったのでしょうか2011年度以降は先に触れたように低減傾向です。
とはいえ、やはり結婚相談所と会員さんのトラブルはなかなか減りません。これはお互いのコミュニケーションがすれ違った結果の誤解も結構あります。
何とかそうしたことが無いように努めていきたいと思っております。