Facebookの距離感。
僕は近すぎず遠すぎない、それでいて昔の職場のように、振り向くと答えが返ってくる。この今の距離感が気に入ってます。ありがとう。みなさん。
これは、今日、ふと自身が昔の先輩とFacebookでやり取りしている時に思えた気持ちです。

Facebookは、セキュリティやら炎上やらが怖く一度挫折しました。個人情報はネットの世界では非常に危うく、悪意のあるハッカーにかかれば、素人では防ぎようもない世界ですし、うっかりミスでも一気に流出してしまいます。特定の人の善意は、時としてその人の思い入れがエスカレート。非寛容な意識を助長させ、炎上につながります。となると、素人は素人なりに自身で出来うる限りの事は防御処置をしなければいけません。「君子危うきに近よらず」。なのでFacebookも一時辞めた訳です。

今まで勤めていた会社を辞めると、驚くほど社会との絆が無い事に驚かされます。「亭主元気で、外が良い」という「タンスにゴン」という宣伝が流行っていた頃の事です。職場だった高島平に近いレストランに昼食に行くと、ほぼ毎日、ほとんど小さいお子さん連れのママ友の集会所でした。今にして思うと、そういうコミュニティが無ければ、みんな社会の中で一人ぼっちで子育てと向き合う事になっていたのですよね。息抜きと情報取集。大事、大事。

ママ友さんたちのコミュニティは、今、ネットの登場でさらに増強。LINE系のものがスマホに行きわたると、極端な話、今までの携帯メール以上に、昼夜を問わずリアル会話が飛び込んできます。はじめはひと時の井戸端会議が、相手次第でいつ飛んでくるかわからない。また、すぐに返さなくては自分だけが取り残されていく。変な義務感から、いつの間にかLINE応答に生活の主導権を握られてたりしてる方、ママさんでなくとも身近におられません？

僕は、そうした世話しないSNSはどうも不向きなようです。焦って応答を書いているうちに、相手が矢継ぎ早に返事を被せ返してくるので、やり取りがしまいに面倒くさくなって「終わり」と書いちゃって喧嘩別れという事まで発生です。（笑）
その点、退院後、ともすれば事務所で皆さんのお電話をお待ちする身としましては、今の時点では、僕にとってFacebookはLINEほど切迫性のない自分のペースで付き合えるツールの評価です。気づくと自身の存在を誰かが見ていてくれ、背中越しで会話するようにホッとします。

とは言え、ネットでの個人情報は十分注意。特に知らないうちに、ご自身の周りの方や友達の情報も一緒に流れてしまう場合もあります。セキュリティソフトは絶対必。そしてネットでの個人情報は、相手側の扱い次第でどんなに防ごうとしても、第三者に見られる危険があることを認識しましょう。